2016.10.31

サイトが表示されない!404?ウェブ担当者が知っておきたい
エラーコード(HTTPステータスコード)の代表例


皆さん自社の(自分の)ウェブサイトが急にエラー等で見れなくなった経験はないでしょうか?
サーバーからブラウザに返してくるエラーのことをHTTPステータスコードといいます。
これには100番台~500番台までの種類があり、番号に応じてエラーの種類が異なります。

突然のトラブルにも慌てず原因の究明が出来るよう、今回はエラーコード別に解説してみたいと思います。

HTTPステータスコードの種類

まず番号によって種類が違うことを理解しましょう。

ざっくり切り分けると100番台~300番台まではエラーではありません。

200番台

リクエスト成功です。エラーの表示はありません。

どういった潜在顧客が多いのかがわからない場合はニーズが把握できるコンテンツを。製品や企業の認知度が高い場合は、購入・契約を後押しするコンテンツの充実を図るなど、現在の状況に合わせて投稿していく必要があります。

300番台

ページのリダイレクト処理です。これもエラー表示はありません。

400番台

クライアント(閲覧者)からのリクエストに誤りがあったという意味になります。
エラーナンバーと一緒にエラー画面の表示になります。
代表的なものとしては、サイトアクセス時にページが見つかラない時に表示される「404 Not Found」ではないでしょうか。

500番台

Fサーバーがリクエストの処理に失敗したという意味になります。
エラーナンバーと一緒にエラー画面の表示になります。

次は各ステータスコードの代表例を説明します。

各HTTPステータスコードの代表例

301 Moved Permanently

301リダイレクトと呼ばれる恒久的なリダイレクトです。
サイトのリニューアルなどで無くなったページを新たなURLに飛ばす等の処理をすることができます。
これをしないとユーザーが困るだけでなく検索エンジンの評価(SEO)も下がってしまいます。

401 Unauthorixed

ベーシック認証などパスワードがかかっているWebサイトに対し、パスワードの入力を失敗すると表示されるエラーです。

403 Forbidden

アクセス禁止表示。アクセス者に権限が無い場合、ホストがアクセス禁止処分を受けた場合、サイトをIP制限している場合もこれに当たります。

404 Not Found

アクセスしたページが見つからなかった場合に表示されるエラーです。
ページを削除したりリダイレクト処理をしていない場合に表示されます。

500 Internal Server Error

サーバエラー。
サーバ内部にエラーが発生した場合に表示されるエラーです。
プログラムの記述ミス、CGIの設定ミス、.htaccessの記述ミスなどが考えられます。


いかがでしょうか。
代表的なステータスコードを例にまとめてみました。
近年サイトやサーバーへの攻撃も増加し、ウェブ担当者も日々対応に追われています。
サーバーや運用を社内管理か社外管理かで大きく異なりますが、エラーの数字の意味を知ることでサイトの管理者に伝えやすくなり、知っておいて損はないと思います。

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